産業、企業カウンセリングのサービス、プログラム

ここでは、メンタルヘルスの問題に対して、カウンセラーが提供できるサービスについて書かれています。
サービスは主に研修/講演、カウンセリング、復職支援プログラムの三つになります。

企業研修・講演、カウンセリング、復職支援

管理職、職員に対する研修・講演

最も手軽に利用できるのが、研修や講演です。管理職に対する研修や、一般職員に対する研修が主なものですが、その他特定の疾患についてや新入社員研修、特定年齢/特定役職への研修も可能です。
管理職に対しては、メンタルヘルスの問題をいち早く解決し、予防するためのシステム作りについての話が主題になります。
一般職員に対する研修は、自分でできるストレスマネージメントや、職場の対人関係の距離の取り方、ストレスが減るように自分の考え方を柔らかくほぐす方法など、セルフヘルプに関する話が主題になります。
いずれの研修にせよ、初めての研修ではメンタルヘルスの問題に対する基礎的な知識について前半お話しさせてもらう事になります。

企業研修のテーマの例

  • メンタルヘルスの基礎 ~こころの健康づくりについて
  • メンタルヘルスの問題を早期発見、治療するために
  • 具体的事例から見るこころの病
  • 復職のために会社のできること
  • 自分でできる、ストレス対策
  • 病まないための職場の対人関係の距離
  • メンタルヘルスにおける職場、カウンセラー、医療機関のそれぞれの役割
  • 危機介入 ~惨事ストレスに対してどのように対応するべきか

これまでの企業研修

これまでの企業研修に関しては、こちらをご覧ください。

産業・企業カウンセリング

カウンセリングにおいては、基本的に復職を目的に行います。基本的な対応は認知行動療法によるカウンセリングと同じで、現在の状況の把握と心理社会教育を行った後、それぞれの問題と時期に合わせて対応を行っていきます。
たとえばうつ病の方に対するカウンセリングの一例では、

  1. 休むべき時に十分に休めるように働きかけ、
  2. ある程度の活動性を持つようアドバイスし、
  3. 多少の対人関係者社会適応をはじめるよう伝え、
  4. 会社と復職について協議し、
  5. 復職前の不安や焦燥感に対応し、
  6. 復職リハビリについて計画を立て、
  7. 復職後のサポートを行う

となります。
また、これらカウンセリングの中で、休職に至ったストレスをため込んでしまう本人のシステム(認知・行動のクセ)が修正できるように働きかけます。

上記のように病気や復職に関して取り組むことが多い産業・企業カウンセリングにおいても、通常のカウンセリングと同様、自分の事や家族の事などプライベートな問題について相談する事が出来ます。
これは、何が原因の問題であっても、結果として従業員の仕事のパフォーマンスを低下させるのであれば、それに取り組むことで企業や会社が恩恵を受けるからです。

復職支援プログラム

復職支援プログラムは、あくまでまず会社からの要請があり、本人が同意した時に可能になります。
医療機関(主治医)との意見交換や、人事部/上司と本人の調整、復職リハビリテーションの作成、復職プログラムへのアドバイスなどを含みます。
それぞれの方によって復職への道筋はかなり異なっているので、詳しくはご相談ください。

各種カウンセリング

CBTセンターでは利用する様々な人のニーズに合わせて、各種サービスを提供しています。
滋賀県・京都府内はもちろん、大阪、兵庫、三重、奈良、岐阜、福井あたりの滋賀近辺の近畿・関西あたりからもお越しいただいています。お気軽にどうぞ。