こころの医療機関である精神科・心療内科とCBTセンターは連絡・連携を取っています。
CBTセンターにカウンセリングを求めて来談されたクライアントさんに対し、我々が精神疾患を有していると判断した場合、医療機関を紹介する場合があります。
すなわち、CBTセンターにはこころの医療における窓口機関として、スクリーニングの機能があります。
逆に、精神科・心療内科の方で、認知行動療法やカウンセリングを加療した方が良いと判断した場合、クライアントさんを紹介されることがあります。

精神科・心療内科からの紹介・逆紹介についてまとめ
結果として、CBTセンターは精神科・心療内科の医療機関を紹介する事よりも、精神科・心療内科から逆紹介を受けることが多いという事になりました。
CBTセンターは地域住民のスクリーニングをする民間機関としては、十分に機能していないのかもしれません。
一方で、地域の精神科・心療内科にお勤めの精神科医・心療内科医のドクター達からある程度の信頼を得ているという事なのかもしれません。
いずれにせよ、これらの問題を解消するために、CBTセンターではメンタルヘルスケアに関わる市民講座などを開催し、啓蒙活動に努めることにします。