うつ病

うつ病と脱抑制

うつ状態にあるときは行動をとらないわけですが、逆に思い切った行動に出ることがあります。
その最たるものが自殺です。自殺に至らないまでも、手首を切ったり、頭を壁に打ち付けたりという自傷行為や、「まるで自殺行為だ」と思わせるような行動、例えば150kmで道路を走ったり、お酒を限度を超えて飲んだり、等の行動に出ることがあります。

また社会的にも自分の置かれている立場や役割の何もかもが嫌で重荷になります。それらの事について考えるのも嫌なので、すっぱりと関係を断ってしまうことがあります。

すなわち、こんな会社イヤだと辞表を提出したり、こんなパートナーはイヤだと離婚届を突き付けたりしてしまいます。
うつ状態にあると、判断力や決断力が低下する一方で、そのような思い切った行動(Acting Out)を取ってしまうことが良くあります。

それらは「社会的な自殺行為」であったり、「家庭的な自殺行為」であると言えます。

これはうつ病が”脱抑制”という我慢する・耐える力を傷害するからです。細かく言えばささいなことでイライラしたり、怒鳴ったりする事や、ちょっとしたことで傷ついたり、涙が止まらなくなるのも同じ症状だと言えるでしょう。

また触法行為に及ぶ方もいます。痴漢や万引きなど常識的な大人が取るとは思えない行動に出る時、それらはうつの症状かもしれません。

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