どのように接すればよいか

心的外傷はほとんどの場合自然に治癒します。
何かをしたから治る、何かをしないから治らないという事はあまりないので、そつなく接するのが良いでしょう。

自責感、自罰感など、つまり「あの時私は**すべきだったのに、しなかったからこんなひどい事になった」が噴出している場合も、その考えに乗るでもなく、反るでもなく接されるのが良いと思います。

もしその考えに反発して「いや、そんな事はない。あなたは頑張った」と説得しようとしても、それは間接的には「そのようなあなたの考えは間違っている」と責めてしまう事になります。
しかし、そうかといって「そうだね、それはまずかったよね。あなたの責任だね」と乗っていくわけにもいきません。

常識的に考えて「100歩譲ってちょっとは至らない所、完璧でなかったところがあるにせよ、そんなに酷い仕打ちを受けるほどの事とも思えない」わけです。

しかし、本人の中では責任と結果が等しくなっています。
つまり、
「こんなにひどい結果を招いたのだから、そしてその責任が0ではないのだから、つまり結果と同じだけ責任を負わなくてはならない」
というように思ってしまいます。
そのギャップについて感じることをおっしゃるのが良いと思います。

あるいは、前にも書きましたが、ノーマライゼーションをかける、つまり「そのような酷い出来事が起こった時には、そうやって何もかもを自分の責任にしてしまうというのが良くあることだ」というやり方もあります。

しかし、大方のところ時が解決してくれる問題でもありますから、そんなに焦らずゆっくりと回復を待つのが良いでしょう。

逆に、余りに熱心にそのような訴えに対応し過ぎる事は、親切なように見えて、実は悪化を招く恐れもありますので、注意が必要です。

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