2009/05/04: パデスキー博士のワークショップ

クリスティーン・A・パデスキー博士のワークショップに行ってきました。
padesky
ミーハー写真コレクションにまた1枚加わりました。

横浜心理相談センターの千田先生がパデスキー博士を招待してくれたので、認知行動療法のワークショップに参加するこことができました。
パデスキー先生は初来日らしいです。

パデスキー先生は世界各国で翻訳されて有名な「打つと不安の認知行動療法練習帳」の作者の一人です。
うつと不安の認知療法練習帳
デニス グリーンバーガー クリスティーン・A. パデスキー
創元社
売り上げランキング: 35658
おすすめ度の平均: 4.0
5 わかりやすい
4 読破するのは大変。調子のいいときに読んで。
4 ちょっと使用するのがめんどくさい・・・かな。
5 即効性の高い対うつの本です。


この本は丁寧なことに、治療者が認知療法を施術する時用のガイドブックも別に売っている。その内容は結構充実している。
うつと不安の認知療法練習帳ガイドブック
クリスティーン・A. パデスキー デニス グリーンバーガー
創元社
売り上げランキング: 21698
おすすめ度の平均: 5.0
5 『うつと不安の認知療法練習帳』が最大の治療効果をもつための本
5 参考になります



また、北アメリカ、ヨーロッパ、環太平洋の各地で、300以上のワークショップをやっているというワークショップ巧者で、会場の人で簡単なワークやロールプレイを行うなど、アメリカンスタイルの盛り上げ方に長けた感じでした。
ロールプレイというともっと少人数でするようなイメージがあったけど、100人以上に一斉にロールプレイしてもらうというのはなかなか凄いものだなと思った。

ちなみに私のロールプレイの相方はウェルネス高井クリニックの仁藤先生で、これまで仁藤先生とはそんなに話したことがなかったので、面白かった。
雇われでやるのは大変だなあと思った。

それにしても2日間(6時間+6時間)の同時通訳は聞いているほうも大変だったけど、通訳の人たちは本当に大変だっただろうな・・・。

ワークショップが終わって懇親会などでは結構いろいろな人と話ができてよかった。
結構各地から来ている人がいたり、これまでの研修会や勉強会で出会った人たちとじっくり話ができたのが収穫です。

パデスキー先生に「日本のCBTセンターの所長です」と紹介したら、笑われた。(パデスキー先生はカリフォルニア州 認知療法センターの所長)

残り2日間。しっかりとCBTや研修のやり方、運営方法などを勉強したいと思います。
あと、結構コマーシャルが多くて、商売上手な感じがした。パデスキー博士や千田先生を見習って、上手にセンターを運営できるようにしないとな・・・
このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者: 西川公平
2009-05-04 20:24

Comments

コメントはまだありません。

Add Comment

TrackBack

トラックバック

トラックバッックはありません。