令和に謎の復活をとげた学会探訪記だが、そもそも振り返ってみればおよその学会参加は腹を立てて書いていたことの方が多い。「なんでやん!」と抱いた憤懣やる方ない気持ちを、ブログに書きなぐってきたのだろうと思う。
しかし、齢も50に近づき、世界全ての感動が薄れつつある喪失状態にあって、そういった老化にあらがう意味も込めて、適当にブログを書いてみたい。メザセおじいちゃんの戯言
そもそも、行動療法に限ったことではないが、学会活動というのはどこまで必要か?臨床家として疑問が募っていた。50歳を境に全ての学会を一気に辞めて、またどうしても必要になったら入り直すか、もしくは非会員で参加すればいいだけかもしれない。そんなことを考えている、つまり脱学会が常に念頭にある状態で過ごしている。
今回の学会では休会という制度があることを知ったので、それもいいかなと思わんでもない。
しかしまあ、いくつかの要因がそれを押しとどめていて、1つは我々がたまに研修会をするけれど、その宣伝のための場として学会はある程度役立つのではないかということ、もう1つはCBTセンタースタッフの勉強になるのではないかということ、などである。いや、でも、まあそれも、私が学会に行かなければできないというものではないしなあ、、、というそんな状態でここ数年過ごしていた。
しかし、今回の学会は割と昔からの知り合いである本岡さんが取り仕切っていることもあり、大阪という近場で開かれることもあり、どうしようかなーと思ってたら東京のコロキウムで本岡さんから直で「実はあんまりプログラムが集まってないから協力してほしい」と頼まれたこともあり、大会長は何か仕事してるのかな?と訝しんだこともあり、まあ広い意味では関西大会は地元みたいなもんだし、枯葉も山の賑わいと言えるし、参加してみるか、と思い立ったのだった。
実は私には秘策があり、それは去る某日に第六回近畿認知療法・認知行動療法学会で会長講演をやっており、その時に結構頑張って作った事例報告歴史スライドネタが余っていたのだ。これをサラミ的に分割して、良い感じにごにょごにょとかき混ぜたり引っ付けたりして、、、ほら、シンポジウムが2つもできたよ!という、いわば省エネ、いわば使いまわし、擦って擦って擦られて擦って、そうすれば大して負担もなく山もにぎわせられると思ったのだ。
そうして一つは事例検討のシンポジウムとして、もう一つは組織での技術や知識の伝達シンポジウムとして生まれ変わった資料は、それっぽいことを書いた抄録とともに提出された。
ところが、事件が起こった。事例検討のシンポジウムを提出するときに、実施方法に関する確認事項のところで、「現地の大会会場で実施することを希望」とあったので、「はい」を選択し、続いて「オンデマンドで実施することを希望」みたいな項目があって、??これは、現地での発表を録画しておいて後で流すとか、そういうやつなのかな?と思ってそちらも「はい」にしておいた。
そうしたら後日、「採択されました。オンラインでの自主シンポになりますので、動画を送ってきてください」とか送られてきた訳ですよ。え、まじで?
いやいや、「プログラムが少ないから出して」って頼まれたのに、出してみたらオンラインに回されるとか、しかももう一つのシンポではどのみち大阪行かなきゃいけないわけだから、会場入りしているにもかかわらず、1つがオンラインみたいな意味不明なことになるやん。
そう思って早速「そこはちょっと、何とかしてーな」と学会にクレームを入れることに。なんか、毎年学会にクレーム入れている気がするわ。
最終的にはどちらのシンポジウムも現地でできることになって、めでたいことだ。どうやら締め切り間際に急激にプログラムが増えたみたいで、オンライン「はい」の多くをオンラインに回したんだけれど、そーゆークレームが他にもあったっぽくて、大会長と相談してじゃあ借りる部屋をさらに増やして対応しようじゃないかとなったっぽい。お手数かけて済みませんね。
そんな感じで自主シンポメンバーに伝えたら、「そーゆー乗って交渉で何とかなるもんなんですね?!」と驚かれた。何もかもが交渉で何とかなるわけではないけれど、ある程度のことは何とかなるものだと思う。そのためのプログラム委員だし。
閑話休題。いつだったか、どうしても難しい学会のダブルブッキングがあったので、2日目だったのを1日目に変えて欲しいとお願いしたことがあって、そのお願いを委託業者の孫請け業者がずーっと握りつぶしていたことがあった。「あれどうなった?」と問い合わせても問い合わせても「大会プログラム委員の方で審議している最中です」としか返ってこないので、いや、さすがにもう時間的にヤバいでしょとなって、大会プログラム委員の方に問い合わせたら、「そんな問い合わせそもそも届いていないから審議したこともない」と。もう激おこですよ。いや、怒ってはないんだけれど、まあすったもんだの挙句日程は変わることになって私にとってはめでたしめでたし。これはしかも、最初からCBTセンターのスタッフの発表90分の枠と、私のシンポジウムの90分の枠を入れ替えるってお願いで、少なくとも両者での話はついていた状態で提案しているのに、何度聞いても「大会プログラム委員の方で審議している」の一点張りで返してきてたの、相当怪しかったんよね。でも、学会業者を使うと、学会時期が秋の連休とかにダダ被りするから、どうしても子請け、孫請けにアウトソーシングで振ることになり、結果として情報伝達が滅茶苦茶になる。そしてサービスがクソでも料金はバカ高い。
そんなこんなで、無事に出せるとなったわけだが、今回の大阪大会は手弁当で地元のスタッフが協力して回していた。学生さんのバイトにはお金が出るけれど、不思議とスタッフは無給のアレだった。学会の現金の内部留保は数千万あるのに、なぜタダで使うことをよしとするのか?タダで使うからこそ数千万も我々会員の金をだまし取れるのか、鶏が先か、卵が先かはわからないけれど、とにかくは「弁当代は出てます」と言ったスタッフの言葉に悲哀を感じた。そこで弁当代880円とか徴収してたら、マジでヤバいだろ。
それにしても、学会の運営はそれなりにこじんまりとスムーズに行われていて、業者とか要らんなって感じでもあったけれど、これはおそらく、その前々年に大阪でやってた行動療法コロキウムのスタッフがそのまま引き継がれていることで、オペレーションの意思統一がスムーズだったからくりな気がする。こういうイベントものって単発でやるだけだとどうしても次やる時までにノウハウを忘れてしまうものだけど、連続しているとオペレーションが持続するからなあ。
まあでも、無理を通せば道理が引っ込むもので、我々のシンポジウムはひとつめ12:00-13:30ふたつめ11:30-13:00と、どちらも昼またぎの刑に処されたのであった。
「これはきっと50代を迎えるにあたって、懇親会で美味しいものを食べてカロリー過多になっても大丈夫なように、ランチはサンドイッチなど軽食で済ませなさい、という事務局からの身体を気遣うメッセージなのだな」と良い方に考えて、考えて、かんがえられるか!まあでも自分ではそう思うことにして、近所のスーパーのサンドイッチとかヤマザキのピーナッツサンドとかをパクつきながらシンポジウムしていた。
まあ、シンポジウムはさておき、なんでか座長の仕事も回ってきていて、シンポ2座長1だからそれなりに働いたと言える。本岡さんからは「頼んでおいてなんだけど、プログラム組むの難しかった」みたいにチクチク言われたけど、さすがに座長は知らんくね?そんな座長をつとめる発表は九大のお医者さんで、ちょっと診断に関するものだった。うーん、私は、ちょっと診断に小うるさい滋賀医科大学精神医学講座に籍があり、診断に大うるさい今は亡き友人がいて、しかも博士論文のメインテーマが睡眠だったから、今回の発表はざく切りできてしまう。でも、そーゆーのすると、今は令和だからよろしくないし、って感じで、事前にやり取りしつつ、スライド直しつつ、「もし質問無かったら、私この部分にこう突っ込みますからね」とあらかじめ質問を伝えておく。マジ仏だな。
ていうか、座長というのも「座で長しておけばよい」ってのが、どこからどこまでの範囲の仕事なのかは、それぞれの認識にもよるし、学会によっても認識が変わる。座長を頼むときに、頼む仕事は「スライドの倫理チェック、スライド修正、タイムキープ、質問者をフロアから選ぶ、コメンテーター」です、などと細かに言われるわけではない。座長とか、司会とか、指定討論とか、コメンテーターとか、色々頼まれるたびに、「要件定義をもっとはっきりしてくれ」と思わんでもない。ただまあ、色々な学会に参加していると、下手な座長もいれば、上手い座長にも出会う。上手い座長とはすなわち「その場を盛り上げる」のが上手い。その場が盛り上がっているとは、活発に色々な人から質問が出て発表者とのコールアンドレスが熱い状態だ。ここで火加減を間違った質問とかで焦げ付いてもよくないし、ぬるすぎて退屈な時間を食うのもよくない。それら飛び出してくる質問を、発表者に投げながらも発表者の手に余るようなら適宜加工してちょうど食べやすい大きさにしたり、逆にちょっと退屈なら手を加えて歯ごたえを良くしていく。そうしながら、ロートルな人ばかりが質問しないように、会場をふんわりした若手でも質問しやすい空間に調整していかなければならない。まあ私は言葉が軽いので、空気を軽くする側にはいかようにもできるし、けっこう最後の方まで若手が質問してくれたのは、何とか座長業として職務を全うできたという感じだろうか?終わった後某谷先生が「西川君丸くなったね」とかにやにやしながら言ってきたけど、根本的に役割分担をはき違えている。座長が鋭いことを言えば言うほど、場は盛り下がるというか、フロアが「聴く」モードに入っちゃうから、フロアを温めていく仕事としてはそーゆーの悪手でしかない。
それが証拠に?というか緘黙に対してCBTを試みている事例報告には「ターゲット行動をレスポンデントなものととらえているのか、オペラントととらえているのか、どっちなんだい?」という大体の人が言われたらいやな気分になるコメントをぶん投げていた。なんせ緘黙をオペラント(ABA)でやるのって、喋れない子にあえて苦痛を与えることで、「その苦痛から逃れたいなら喋れ」みたいな、ちょっとした拷問みがあって倫理的にヤバい感ある。もっと小マシな方法がなんぼでもあるやろうにな。そりゃニューロダイバーシティーの人らから毛嫌いされるわけだわ。そんなわけで結局の所うちではウォルピの系統的脱感乍出身でシェーピングを加えたものだと思われるフェーディング技法を使って緘黙に対応している。
まあそれはさておき、今回の学会では大きな目標があった。それはグッズ販売だ。先の近畿認知療法・認知行動療法学会で「認知行動療法チョットデキル」Tシャツとパーカーを販売したのだが、まさかの大爆死というか、一枚も売れなかった。
割とかわいいと思うんだけどなあ??と思ってるので、そのリベンジで「今度こそ売りまくろう。少なくとも在庫(10着)が無くなるぐらいには売ろう」という思いでいたのだ。なんせ資本がかかっているというか、シルクスクリーンで作るためのインクとか、原版制作費とかにすでにそこそこの投資がなされている。あとせっかく習いに行って会得した?かじった印刷スキルが錆付いてしまう。
作戦はこうだ。まずは、事例検討のシンポジウムのシンポジストと指定討論、ならびにCBTセンターのスタッフたちにTシャツを配って会場を練り歩いてもらう。次に、最近出した本「事例にまなぶ認知行動療法」にTシャツと同じ図案のステッカーを付けて、販促品とする。こうして音楽の野外フェスに参加した時のような、ちょっとそこにあるグッズを無駄に買ってしまう財布のひもの緩いような空気を作り出したところで、おもむろに私が余った在庫品のTシャツを密売する。完璧な作戦!と思ったのもつかの間、どうやら手持ちのTシャツだけではスタッフやシンポジストに配るサイズもカラーも足りないみたいだった。ぐぬぬぬ、こうなれば背に腹は代えられないということで、さらに発注をかける。もう破れかぶれの赤字大決算だ。そうしてさらに在庫を増やして大爆死から大々大爆死へのカウントダウン待ったなしとなった。
てなわけで、今回の学会は前準備がとても忙しかった。元ネタがあるとはいえ、シンポジウム2本の資料を作らなきゃ出し、座長としてスライドの手直しアドバイスもするし、スタッフの発表も連名だからあれこれアドバイスすべきだし、という通常のあるはずのものがある作業に加えて、Tシャツの発注と印刷、ステッカーのデータ発注など、通常ないはずの作業が発生していた。特にTシャツは手刷りなので、2日ぐらい何時間もかけて刷ったし、なんならお盆でメーカーが休んでて、刷る前のTシャツが届くのもめちゃ時間がかかった。うーん、事前刷って郵送しておこうと思ったけど、これだと無理だな。というわけで、WSに出る予定ないのに、初日からTシャツ配りとステッカー渡しとシンポの資料作りのために学会に出かけることとなった。
Tシャツ刷るのも結構久しぶりというか、職業Tシャツ刷りではないから数カ月たつとすっかり忘れてしまう。うーん、上手いこと刷れない、ああ、失敗したとか思いながら、そーゆーのは私やスタッフの着るものに回して、何とかかんとか全員分刷り上げた。念のためもう数枚刷って一応持って行っておくか、、、。
そんなわけで、何しに来たん?とかさんざん言われながら、今回ヤバいCBTシャツ屋さんとしての私の旅が始まった。とりあえずシンポジストにじゃんじゃん配ってしていると、「えー、何それ、欲しい」みたいなことを言い出す人が出始めた?「なに?早くも効果が?という感じで、初日配っている段階からぽつぽつと売れ始め、2日目8人ぐらいが着て練り歩くと、ますます売れるようになった。えー、まさか本当に売れるとは!これで大赤字が小赤字ぐらいになったに違いない。
あ、ちょうどチョット認知行動療法ができそうなBOSS感のある浅黒いおっちゃんを見つけたので、着て!と交渉すると、面白がってすぐ着てくれた。いやー、さすがノリがいいなあ。

そもそもは来たる9/14の文学フリマ大阪13にて本と同人誌とTシャツとステッカーを売る予定でもあったから、在庫はそこでハケるはず?とか思ってたけど、うれしい誤算というか、Tシャツが思いの他ぜんぶはけてしまった。これはまた、刷り直さないといけないな。でも、学会でこんなにTシャツが売れるってのは、やっぱりフェス感があるんだろうな。行くつもりがなかったけれど旧認知療法学会にも行ってみるかな?Tシャツ売りに。うーんその場合、誰に着てもらったらいいんだろう?着てくれそうな人いるかな?
金剛出版にステッカーを渡しついでに、学会での私の単著の売り上げについて尋ねる。まーまーぼちぼち売れているらしい。年内とは言わないけれど、来年には増版になりそうらしい。その調子でダラダラ売れていってほしい。あと委託販売について尋ねてみると、いろんな本屋で持ちつ持たれつでやっているようなので、思い切ってTシャツを委託販売できるか聞いてみると、ちょっとびっくりされたけど、できないことはないと思うという色よい返事をもらった。なるほど、これでTシャツを送りつけさえすれば自動で売ってくれる仕組みが出来上がったかもしれない。ヤバいCBTシャツ屋さん冥利に尽きるな。ちなみにステッカーは縦書きと横書きのがあったけど、縦書きが圧倒的に人気でよく出たらしい。なるほど、やはり書家斎藤さんの書の魅力が効いているのだな。でも、今度の認知療法学会って、11月か。Tシャツというよりパーカーの時期だな。うーん、パーカーは布が多い分仕入れ価格も高いし、もし売れないことを考えると在庫を抱えたくないのだけれど、、、まあでも、何とか買ってみるか。いったいどのぐらい売れるものか想像もつかないけどな。
そんなわけで1日目が終わり、3日目のシンポの前倒し懇親会に参加。たまたま向かいに座ってた人もTRPGで同人出して文フリ出す類の人だったので、アレコレお話した。このシンポには自営の人も多かったので、色々話を聞くと、やはりというか、箔付けというか、学会発表もしているんだよーということが、なんらか自営でやっていることの正当性になるのではなかろうかという、虎の威を借るキツネ作戦で参加しているんだなと判った。それっぽい学会でそれっぽいことを発表することで、それがどんなにアンポンタンだろうが、聴衆が居なかろうが、実績となってオンライン上で喧伝できる。まあ、売名装置としての学会参加というのはあるのだろうな。
そういえばもう一つ今回の旧行動療法学会では我々CBTケースキャンプでおなじみの、オープンダイアローグで有名な白木さんが来るという、中々ない客人を呼んでいるのだ。しかも家族療法の村上先生まで、資格制度のことで広島から呼んでいる。これも中々ない客人だ。どアウェイな学会で白木さんがどのように渡り歩くのかちょっとわからないけれど、まあ何とかなるだろう。しかし友人としていくらかエスコートしないとなとひとりごちた。実際のところ白木さんからも「飲みに行きましょう」と誘いも受けてたので。
ところが、私の学会での同線と、白木さんのそれは、そんなに重なることなくその日を過ごしたのだった。まずもって我々のシンポジウムの打ち上げがオフィシャルな学会懇親会と被っていたので、オフィシャルな方側はサボった。白木さんは「オフィシャルな懇親会とか言っても知り合い居ないしなー」と不安そうだったので、まあでも学会の客人がオフィシャル懇親会に呼ばれて喋るのは、1つの様式美だからと説得し田中さんによろしくお構い申し上げておいた。
そうして、我々のシンポ打ち上げは、シンポの4人でうまいもの食いながらダラダラ喋っていたのだが、これは超楽しかった。オフィシャルな方に行くと、仕事を押し付けられたり、ゴシップを聞かされたり、「この値段でこの料理かよ!」と悪態ついたり、まあ結構気ぜわしいのだなあと、行かなくなってようやく理解した。これからも積極的にサボっていきたいというか、むしろ学会ごと不参加ってことで。
それはそうと、我々の事例報告に関するシンポジウムは驚くほどに人が入って、110%ぐらいにぎわってた。多分隣のスキーマ療法の部屋と間違えてた人も大勢いたんだと思う。事例報告を人生で250回もしているイカレタ私が、日本のCBTの事例報告の歴史などを述べつつ、いかに事例報告という営みがナンセンスで儲けもない、残業だらけで苦労の多い、まともな学会員は事例報告なんかしない。学会で出世してるやつは事例報告なんかしない。と毒づいてから、なのに事例報告しちゃういかれたメンバーを紹介した。人生で言ってみたかったセリフの一つ「いかれたメンバーを紹介するぜ!」を言えたのが、この学会のハイライトだったかもしれない。
小松さん、平田さんがそれぞれ自身の事例報告について発表しつつ、かつて私が無惨様を気取って振りまいていたパワハラについて積年の恨みを晴らされた。しかしひでーこと言うなあ。
まあでも、その時の思い出を二人が話してくれたことなどが、今回本当に久々に学会探訪ブログを書いている原因の70%ぐらいを占めて理宇。
ちなみに指定討論の高橋さんが徒然草150段「能をつかんとする人」を引用したのは良すぎてシビレたhttps://tsurezuregusa.com/150dan/
いやー、楽しいシンポジウムだったので、めでたしめでたしだわーとか思ってたら、実は座長が2日目だということに密かに気が付き慌てた。3日目だと勝手に思い込んでたわ。演者の先生は腰低く、挨拶してくれたり、お菓子をくれたりと、座長として十分な接待を受けた。まあでも、判ってましたよーみたいなテイで何とか乗り切った。
そして、シンポの打ち上げが終わって、白木さんらの飲み会と合流。なんかそんなに話したことない人が多いな。白木さんよりむしろ私が人見知りするわーとか思いつつ、使い古した社交のペルソナをまとって若者たちと交わる二次会。終わって、白木さんと飲む三次会。白木さんをホテルまで送って、コンビニで酒買って地べたで飲む四次会!いや、若さ!学生以来かよ!とか思いながら、まあでも明日のシンポはほとんどどうってことないアレだから、まあいつまででも大丈夫かなって思ってグダグダ喋っていた。こーゆー風にグダグダ喋る場所というものを用意したのがケースキャンプだったわけだから、先輩の責務としてまたやらんといかんななどと思った。
翌日のシンポは、そんなに人の入りも多くなく、のんびりまったりと何も緊張せずに過ごせたことが良かったことかな。あとは組織における知識や技術の伝達というのがテーマのシンポだったこともあり久々に基礎心理と言うか、正統的周辺参加という熟達化に関するタームを紹介しつつ、それになぞらえてCBTセンターの学習の仕組みをとらえ直してみたのが、自分なりには面白かった。さっきの繰り返しになるけれど、学習とは場を整える事であって、研修を受けることなどでは決してない。どうにかこうにか同じ興味を持つ者同士でコミュニケーションが花開くような空間と時間を作って、そこに引きずり込むことこそが学習だ。てことはやはりケースキャンプかぁ。あれはなんか結構大変なんよね。1mmも儲からないし。まあでも、うちが儲からないにせよ、そこでできた人間関係がその後もあちこちで保たれているのを散見すると、総じてCBTの儲けにはなっているのかもしれない。ちょうど今年は20周年だから、冬ごろ目指して企画してみるか・・・。
あとなんか学会の思い出あるかな?本屋さんと結構喋ったぐらいかな。やはり単著出したり、翻訳編集したりし始めると、本屋さんとの関係が濃くなってくる。
まあでもいったん商業出版はさておき、人生初の同人誌出版に向けて必死に頑張っている。知らないことばかりでミスも出るし、なかなか難しい挑戦だな。何回かやっていくうちに慣れていくかもだけれど。
ここからは宣伝。
2025/9/14(日) インテックス大阪にて開催される文学フリマ13にて、サークル名CBT商店で出店予定です。商業誌「事例に学ぶ認知行動療法」も割引価格で販売の他、買ってくれた人にはステッカーもつけちゃいます。ステッカー別売りもしてます。あとは、グッズとしてCBTチョットワカルTシャツとパーカーもあります。同人誌は私が適当に書き散らした「読むクスリ・書くクスリ一包目 ~うつ病・適応障害に対する認知行動療法」各種コラム付きで売っているのと、鍼灸とメンタルヘルスの刺しつ刺されつということで鍼灸師と心理師と精神科医と児童精神科医が書いて私が編者をしている「ココロにブッ刺すハリ 一刺目」を売ります。これはなかなか無い本というか、ここでしか買えないこと請け合いですね。同人誌は300冊ずつ刷ってるので、売り切れたらそれでおしまいです。なおTシャツは7着ぐらいしかないかも。余ったら、、、委託販売とか?いや、2026年5月4日(月)の東京文フリ42 at ビッグサイトとかで再版するか?やはりビッグサイトは一度は行ってみたいところではあるからな。。。