「イラスト版 子どもの認知行動療法」
〜だいじょうぶ自分でできる こだわり頭(強迫性障害)のほぐし方〜
お母様と一緒に来談された児童さん。これでやってみたんだけど…と、この本を持っていらしゃいました。ずいぶん楽になられて、すごいすごい。しかし、も1つ功を奏していないのは何故か。本の理解と、実際のやり方を聞かせてもらいました。
通常のOCDや、PDDから来ている二次的な症状に対してなど、実際のワークがイラスト混じりで反応妨害についても詳しく書かれてあり有り難い。大人でも使えるテクが満載です。しかし、エクスポージャーの実施にあたっては誤解を招く表現が数カ所。翻訳は、上田勢子さんという、PDDや児童のメンタルヘルス本を多く訳されている方みたいです。
とりあえず、「翻訳の問題かな〜」などと適当に伝えて、少し書き直させてもらいました。新調した洋服の裾直しのよう。上手く、フィットさせられたらいいんですが。。しかし、児童さんとのケース数が少ないのと私の無駄な言葉があるのとで、別の児童さんにも適用できるか自信がない。
というわけで、これを機に、「認知行動療法による子どもの強迫性障害治療プログラム―OCDをやっつけろ!」も、Amazonで注文しました。きっと、痒いところに手が届く、私の欲しい物が詰まっているに違いない。
自分/家族で探して、協力してやってみる。無駄な出費を抑えられる。そのツールを手にする事ができる。
素敵なことだなと、沁みじみ思いました。
上のシリーズは、[心配の追いはらい方、怒りの消火法、こだわり頭(強迫性障害)のほぐし方、後ろ向きな考え方の飛びこえ方、悪いくせのカギのはずし方、眠れない夜とさよなら]の全6シリーズ。
高校さんから女子生徒さん対象にメンタルヘルス研修を依頼いただいたんですが、ヒヤヒヤしているため、数冊注文しました。
ドーン ヒューブナー
明石書店
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J.S.マーチ K.ミュール
岩崎学術出版社
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