2011/11/28: 別司  行動療法学会 参加記

11月27日(日曜)に開催された、行動療法学会に参加してきました。

3つのケーススタディーを、拝聴してきました。
●岡本利子先生(嶺南病院、作業療法士、認定行動療法士)
●岡嶋美代先生(なごやメンタルクリニック、専門行動療法士)
●西川公平(CBTセンター、専門行動療法士)

「ACTによる介入が奏功した強迫性障害の事例」
岡本利子先生(嶺南病院、作業療法士、認定行動療法士)
粘り強く寄り添われていました。ACTについて不勉強なのでなんともですが、価値をクリアにしていく過程、勉強になりました。診断名は違うような。しかし、毎回学会発表され、ご自身のセッションを振り返る。忙しいでしょうに、頭が下がります。


「複雑性PTSDに対するエクスポージャー療法」
岡嶋美代先生(なごやメンタルクリニック、専門行動療法士)
患者様の情感伝わるスライドが、いつも素敵だと感じます。抑揚ありつつも前に出過ぎない話し方も、岡嶋先生の技術か。あと、内部感覚エクスポ、ぜひ詳しく知りたい。一般市民も、専門家も、習得できるときっと役に立つ。来年度、福井でWSして頂きたいな。


「引きこもり状態解消後、心因性視覚障害を併発した男子高校生に対する認知行動療法-訪問相談から登校援助まで-」
西川公平(CBTセンター、専門行動療法士)
タイトル長いですね。本人との共同作業、ユニークながらも、建設的に運ばれてました。イニシアティブの移行も、うまいなと。私も精神科クリニックと並行で、3年間SCをした時期がありました。ケース引き継ぐわと言われたら、自分の未熟さから、とても動揺しただろうなと。SCは、的確な技術、応用力、責任があるなと改めて思いました。同時に、医療機関内の心理士は、医師&病院に守られているなとも実感。



明日は、初めてのポスター発表で、パネルにキレイに貼れるだろうかと心配です。学会があるから、振り返ってまとめようと思えますね。事前に準備していたら、もっといろいろ整理できたのにと、毎度後悔しますがvv
来年度は、9月に立命館での開催だとか。紅葉シーズン入ると、京都市内観光客の嵐になるので、良い時期と思います。福井からも近いので、有り難いです。
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投稿者: 別司ちさと
2011-11-28 01:59

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