2011/10/05: 別司 認知療法学会 参加記 2日目

OCDのケーススタディーと、小林先生(カウンセリングルームさくら新潟)の口演4に参加してきました。あとは、自分の8分発表。

OCDのケースは、あれは、信念か?思考の回避として機能している自動思考ではないかな。んー。
私からの質問は、どんな介入をするにしろ、契機となった出来事の聴取と、現生活にある困り事のアセスメントを丁寧にすることが大事では、という意図でさせて頂きました。けど、途中から、“これって、誰に対して質問してるんだろう”という自動思考が湧いてvv 
でも、臨床のオリエンテーションを変更しようと別機関に飛び込むこと、学会でケース報告をすることは、相当なエネルギーを使う。このこと自体が成果だろなと思いながら聞かせて頂きました。私自身も、学会発表することは、とても大きな壁です。でも、CBTを学び始めて、“社交不安の利用者さんに暴露を勧めるのに、自分が暴露しないなんてダメだ”みたいな思考が頻繁に湧き、やらない理由はないなと。

さて、
口演4の小林先生のケースも、興味深く聞かせて頂きました。初日の有村先生といい、小林先生といい、発表時間8分に合わせたスライド作りが上手い。それに、大人だ。冷静、落ち付いて、常識があり、そつなく、それでいて嫌みがない。あぁなりたいな〜と思いながら、手元では…未完成発表スライドを直していました。発表は、4時間後なのに。


結局、自分の発表はどーだったかというと…。人生初の発表時間8分だったので、話す内容を小型PCに書き落としておきました。イチかバチかだ!と思い演台に着くと、小型PCを置くスペースが確保できない!一気にパニックになり、発表はシドロモドロ。。学会の存在自体を忘れていて、取りかかったのが1週間前で、考察らしきものは発表10分前に。と、完全に言い訳ですが。いや〜、スケジュール管理と、スライド作成は最低2週間前からしないとですね。あと、当日になったら無駄な抵抗(安全確保行動)は、もうやめよう。

小堀先生からモーフィングとかいう概念を教えもらったので、“お土産ができた”と認知を再構成。落ち付いて、そつなく発表を終えた年下同僚に慰めてもらい、サクッと気を取り直してご飯に行きました。


一次会では、原井先生と谷先生に、体の違和に対する心理教育、マインドフルネス、暴露について教えて頂き、勉強になりました。SV料金払わず、すいません。二次会も、一体なんの集まりかと思う豪華なメンバーに仲間入りさせて頂きました。デキる先生方は、タフですね。三次会は、岡嶋先生の催眠で、体が楽になり、酒が美味しく飲めました。
このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者: 別司ちさと
2011-10-05 00:45

Comments

コメントはまだありません。

Add Comment

TrackBack

トラックバック

トラックバッックはありません。