ASD/PTSD

フラッシュバックについて

フラッシュバックとはトラウマ記憶が猛烈な勢いで蘇り、まさにその体験をしている状況に陥るような症状の事です。
よく起きがけにリアルな夢を見ることがありますが、その何倍も強烈なリアリティーと恐怖を伴う体験です。

状況、登場人物、会話はもとより、その時の温度、圧迫感、におい、風向き、湿度など、あらゆる細かな刺激まで一気に噴出して再生されます。

これは普通の記憶の想起とはかなり異なっています。その事はつまり普通の記憶の貯蔵とはかなり異なっているからではないかという説があります。

普通の記憶は時間がたつにつれて劣化し、エピソードとなります。

例えば、ディズニーランドの思い出も、昨日の思い出であればジェットコースターの風切り音まで再現できますが、5年後の思い出だと、単に「5年前家族でディズニーランドに行ったなあ」程度に劣化します。

しかしこのようなトラウマ記憶は、なかなか劣化しません。

ASDやPTSDの問題とは、このように、普通は劣化していく記憶がいつまでも新鮮なままで再現される事に一つの要があります。

逆に言えば、治療とは、なぜ記憶がキープされ続けるのかという仕組みの理解と、その記憶の解除からなっています。

CBTセンターへのお問い合わせ

ご予約は電話またはメールにてお問い合わせください。

0749-24-5689(代表)

予約・変更ダイヤルです。
070-5508-5568(代表)

*担当カウンセラーは選べません。
*初回以後の連絡については担当カウンセラーに直接お電話下さい。

E-mail

注:電話カウンセリングやメールカウンセリングなどのサービスは行っていません。
ただし初めての方で「私の抱えている問題はカウンセリングの適応があるか?」のようなお問い合わせには対応させてもらいます。