第七回滋賀CBT研修会の感想など
新潟大学 准教授の神村栄一先生を招いて、第七回滋賀CBT研修会が盛況のうちに終了した。
神村先生は、研修でもおっしゃっておられたが、中京で開催された行動療法学会のときに仲良くなって、それ以後学会で会うたびに親しくさせてもらっています。
「児童思春期の困り事に対する認知行動療法 〜集団不適応を中心に」というタイトルで、特に学校現場において認知行動療法をどのように適応していくべきかについてお話しいただきました。
研修を通じて、神村先生のやわらかな言葉遣いが目立つ研修会で、臨床現場においてもこのように教師や生徒、保護者に対して語りかけられているのだろうなということが思い描ける研修でした。神村先生も強調されていたことですが、「病気」、「ゆがみ」などといういささか一般的にはきつく感じられる言葉をそのまま使うことなく、CBTを柔らかい日常用語に直して考えるというのはどういうことかについて考えさせられる時間でした。
もし研修に参加された方がいらっしゃいましたら、コメントで感想などを頂けると幸いです。
kimuta on 2008/09/05 2008-09-05 16:44
神村先生のような柔軟さが、臨床ではとても大事だと知らされたように思います。