CBT case camp2014に参加して〜1日目〜　岡村 : ブログ

お久しぶりです。スタッフの岡村です。

先ほどパソコンが勝手に再起動したため書いていた文章のすべてが消えてしまいました。なんと言いますかね。スゴロクをしていてふりだしに戻るマスにとまってしまったくらいの感覚でした。「あんなに書いていたのに」「今日は書くなと言う事か」などあれやこれやと考えって浮かんでくるものですね。同じ失敗を繰り返さぬようこまめに保存する事にします。

さて、今日は2014年6月7日〜8日に滋賀県で開催されたCBT case camp2014について思った事や感じた事を書いてみたいと思います。しかし、そもそもこのブログを読んで下さる皆様はCBT case campが何か御存知なのでしょうか。CBT case campとは、日ごろの臨床でCBT(認知行動療法)を扱う専門家が集まり、カウンセリングに来られる皆様にとってより良い解決法などを話し合う場所の事です。

僕にとっては、初参加＆初事務局＆初発表という初めてづくしの2日間となりました。複数の事を同時にやるのがあまり得意ではないので正直てんやわんやでした。まぁ、それはさておき本題に移りたいと思います。他のスタッフとは異なる視点からコメントしてみます。

6月7日
１． 小松さんの発表
東京からのご参加。もう、それだけでもすごい方ですよね。しかも初発表との事。きっと常日頃から熱心にカウンセリングもされていることでしょう。
小松さんの発表は、「カウンセリング中のやりとりをより効果的なものにしていくためには…」といった内容でした。カウンセリング中のやりとりというのは将棋やチェスのようなものだと考えています。意味もなく駒を動かしたとしても勝てないのと同じように。
会話の内容や非言語的な反応を注意深く観察しながら応対していかなければなりません。しかしこれがなかなか難しい。将棋で言えば、「どの駒を動かせば良いか分かりません」といった感じです。うまい事カウンセリングを展開していきたいものですね。

２． 太田さんの発表
北海道からのご参加。前からお会いしたいと思っていた憧れの人です。実際にお会いしてますます好きになってしまいました。あの穏やかで優しい人柄はきっと北海道と言う広大な大地で育ってきたからなのでしょう。
太田さんの発表は、「リーダーには様々な種類があるんだよ。引っ張っていくだけがリーダーじゃないんだ」といった内容でした。様々なタイプのリーダーを漫画のキャラで例え非常に分かりやすく楽しい発表でした。ただ、リーダーの例えが男性キャラ中心であったのが惜しい点でした。しかし、小学生が知っているキャラで誰がいるだろう。個人的にはZやZZのハマーンか化物語のガハラさんがお勧めです。

３． 岡村さんの発表
僕の発表。発表前は上司に一度発表資料を見てもらう事が多いのですが今回はあえてしませんでした。事前に見ていただくと資料としては良くなるのだけど、本来の自分そのものではないというか少しマシに見えてしまうので。このケースキャンプでは本来の自分で臨もうと決めたのです。
が、それもあって発表前は激しい頭痛と胃のキリキリ感があり、「逃げ出したい」という言葉が呪文のように頭の中を駆け巡っていました。太田先生の力を借り何とか緊張をほぐし発表することが出来ました。
「普段はこんな感じで臨床していますが、足りない点などあれば教えてください」と言った内容でした。あまり情報量が多いと扱いきれないし、見ていても理解しにくいと思ったので割かしシンプルな発表にしました。し・か・し、シンプルにしすぎて必要な情報も大幅にカットしていた気がします。いや、必要かどうかの判断が出来なかった時点でダメなんですけどね。フロアの皆様から貴重な意見を多数いただき参考になりました。今後も頑張っていきたいと思います。

４． マドンナ・まーさんの発表
京都からのご参加。まーさんはとても穏やかで素敵な方です。お話しているだけでなんだかホッとします。急遽、発表をお願いしたにも関わらず快く引き受けていただきありがとうございました。
まーさんの発表は、「過食嘔吐にCBTを行うには」と言った内容だったと思います。
発表資料から丁寧さが伝わってきました。様々な側面からクライエントさんの問題を理解しようと努力されており真剣さも伝わってきました。
しかし、クライエントさんが何に困っておりその問題を解決していくために必要な情報を取捨選択していくのは難しいですね。ついつい聞きすぎてしまったり逆に情報不足だったり。

後半に続く