2012/01/19: 強迫性障害に対する認知行動療法 OCDの会 in広島

「強迫性障害に対する認知行動療法」というテーマで、専門家向けに3時間、市民(患者・家族)向けに3時間の研修をします。
他にもいろいろ盛りだくさんの会です。

OCDの会は患者会という事もあって、参加費用もお安くなっていると思います。

申込・詳細はOCDの会ホームページをご覧ください。

主催:OCDの会
後援:広島CBT勉強会・滋賀CBTを学ぶ会

場所:広島県立広島産業会館西展示館(産業文化センター内)・本館
     (広島市南区比治山本町12-18)

期日:2012年1月28日(土)〜29日(日)
申込み:2011年12月16日(金)〜2012年1月27日(金)


さて、いま研修資料を作成中なんですが、これがなかなか難しいというか、・・・。
研修のたびにいつも思うんだけど、「いったい何を話すれば強迫性障害に対する認知行動療法を話した事になるのだろうか」と思いながら作ってます。

強迫性障害なる病気が実在して、認知行動療法なる治療法が実在して、それを”破れ鍋に綴じ蓋”よろしくあてがうって、そういうものでもない気がする。どちらも概念で、どちらもおおざっぱだ。「料理道具で野菜をナニしてください」的なニュアンスに聞こえる。

しかし、こないだ学会で精神分析のオリエンテーションの人に「あなたはなぜCBTをしたの?」と訊いたら、「強迫性障害には認知行動療法を使うのがお作法」と言ってたのを思い出したりもした。お作法・・・、ちょっとウケた。

しかし私のセラピー、お作法とはそんなに近くないというか、”咳をしても独り”的な自由律というか、要するに外せないところはどこかと考えたときに、難しくなってしまう。むしろ自分で難しくしている。
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投稿者: 西川公平
2012-01-19 17:42

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