カウンセリング回数:21回以上

父親感想
長男のひきこもりに対して、カウンセリングを通じて状況を客観的に見ることができ、理論的な手法によって、家族の人間関係をある意味意識的に様々な機会や場面をつくることで、前向きにつくることができた。
カウンセリングを重ねることで、長男を肯定的にみて、良いところを伸ばし本人を見て肯定感につなげることもできた。
就労について、こちらが先を見ておぜん立てしなければと思ってもいたが、ある意味本人を信頼して本人から動くのをしんぼう強く待っている中で、本人の意思で一歩就労へと動いたことは、カウンセリング等を通じ親と長男がお互いに成長できたことによるもので良かったと思う。

母親感想
何年も働かず家にこもったままの長男に対して、不満や将来への不安などを感じて、何とかしないと と思いつつ、仕事に追われて自分自身が目をつむって過ごしていました。
カウンセリングに通わしてもらったことで、長男とのかかわりを持つこと、見方を変えることなど毎回目標を決め、自宅で実践し、次回カウンセリングで、できたかどうかチェックしてもらい、自分では気づかなかった事柄(長男のやさしいところ、車の運転がうまいことetc)に気づかせてもらえました。
人づきあいが苦手なことは知っていたものの、特に若い人(同年代)相手が苦手で苦しい思いをしてきたのだということも遅ればせながら理解することもできました。
長くかかりましたが、一歩二歩前進できたことを大事にして、後退することあろうかと思いますが、この間、つちかった経験(理論?)振り返って、歩んでいきたいと思います。