カウンセリング回数:6~10回

私は、妻との口論が絶えず困っており、解決策を探していたところ、CBTセンターを知り、訪れることにしました。これまで夫婦間のトラブルに関して複数のカウンセリングを受けてきましたが、認知行動療法は初めての体験でした。この新しいアプローチに対して、どのような効果があるのか、若干不安がありました。

私の妻との関係には、両親から受けた精神的虐待が根本的な原因として存在していました。しかし、この問題についてカウンセラーは「一旦スルーしましょう」と提案しました。このアドバイスには驚きましたが、同時に心がスッキリしました。そして、妻とのトラブルが発生する具体的な状況に焦点を当てることで、似たような状況に直面した際、どのような行動を取るべきかを多く学びました。例えば、一旦黙る、自分の表情に意識を向ける等の「テクニック」です。この方法は非常に効果的で、現在もトラブル回避に役立っています。もちろん、口喧嘩が完全になくなったわけではありませんが、エスカレートして、物を壊したり、叫んだりすることはなくなりました。

要望としましては、対面セッションの際は、他のクライアントと顔を合わせることがあったので、ウェブサイトなどで事前にそういったことが起きることを伝えておいて欲しいと思いました。加えて、もう少し終了時間が厳密だとありがたいと思いました。セッションが予定時間をオーバーすることがあり、そうすると私だけかもしれませんが、どうしても残り時間が気になってしまい、後半の重要なアドバイスが頭に入ってこないこともありました。カウンセラーの配慮の一環かもしれませんが、ルーズな印象を受けてしまうので、延長料金を設定するなど、時間管理に厳格であってほしいと思います。