<カウンセリングの感想>
私はカウンセリングにかかる前は、周囲の人たちと比べて何故覚えや理解が出来ないのか、言葉を話せないのか、基本的な認知能力が低いのかが分からず、自分を何かの病気か認知障碍者だと思い込んでいました。
周りは当たり前に出来る事なのに自分には出来ない、不安や劣等感に苛まれ、今後のことを思うと怖くなる日々でした。

そのような自分がカウンセリングを受けて、初めて「自分」という存在の特徴や長所、短所、認知能力の状態を正確に知る事が出来てとても安心しました。「自分」を知る事がこんなに大切で重要なのだと気付きました。

私にとってカウンセリングは日常のしんどい、辛い思いを聞いてもらえる「相談」、その上でどのように改善していけるかの「治療」として大きな意味を持ちました。
思いを全て吐き出せる場所は自分には無かったので、話すと気持ちが軽くなりました。ただ思いを話すだけでなく、それをふまえてどうしていけるかを実践し、実際に日常につなげてきました。

カウンセリングとは話すだけではなく「治療」するところなのだと3年以上受けつづけ思い返してみると改めて気づかされました。カウンセリングにかかり続けてきたことによって、かかる前よりも日常を送りやすくなったと思います。「何かあればカウンセリングにかかれば改善できる」と心のよりどころになっていました。

<先生へ>
本当にこれまで長い間カウンセリングしていただきありがとうございました。
3年以上もかかっていたなんて、全然実感がわかないです。
今もこうして働き続けられているのは先生のおかげだと思っています。多分私1人だけであれば、とっくにやめていたと思います。先生とのお話は私の中で大きな意味を持っていました。心のより所でした。
長い間お世話になりました。