強迫症・強迫性障害

エクスポージャー法、曝露法

エクスポージャー(曝露)法は強迫症への治療において一つの根幹をなす技法です。
認知行動療法において強迫症は、「そこまで酷く不快をもよおすわけではない刺激から、たいそう強い不快感をもよおすように誤った学習が固定してしまった状態」であるとみなしています。

例えば、梅干しと聞くと唾液をもよおすわけですが、それはそんなに不快でもなければ、不便でもありません。
しかし、トイレと聞いて強い不潔感をもよおしたり、最終カギ閉めと聞いて強い恐怖をもよおしたりすることは、日常生活を営む上でとても不便です。

エクスポージャー法の目的は、「特定の刺激からもよおしていた強い不快感覚・感情を、もよおさなくなること」にあります。
これは専門用語でいえば、レスポンデント消去になります。

この最終的なゴールにたどり着くためには、エクスポージャー法が必須です。
逆に言えば不快な刺激を極度に回避していたり、強迫行為で中和化していたりすると、強迫症は永続的にに治りません。

エクスポージャー法は大きな不快感の発生する技法でもありますので、躊躇してしまうという方も多いですが、当センターのナビゲートを補助輪として、勇気を出して取り組まれて治療終結される方も多いので、ぜひ頑張ってトライしてみてください。

日常生活の中で自然と様々にエクスポーズ・曝露しているよ!でも治らないよ!という方は、後述の「反応妨害法」が必要となってきます。その2つがセットでないと上手くいかないと言われています。

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