認知行動療法の概要

認知行動療法とはCognitive Behavioral Therapy(CBT)を日本語に訳したものです。
ここでは認知行動療法の基本的な概念である「認知」と「行動」とその関係について簡単に書いています。

認知行動療法の認知とは?

認知行動療法の「認知」とは、思考/考え方の事です。我々は困難な状態でつらい気持ちの時に、それら状況や気分と関係した「マイナス思考」を持っている事が多いです。 それら気分と関連したマイナス思考を少しずつほぐしていくのが認知療法です。
さらに詳しくは認知療法の認知とはをご覧ください。
注:よく間違えられるのですが、「認知症」の認知とは関係がありません。

認知行動療法の行動とは?

認知行動療法は”実際にやって試してみる”事を重視した治療法です。困難な状況にあるとき、何をどうしたら今よりもマシになるのか判らず混乱してしまう事が良くあります。 それらを整理して、本人にとってやりやすいところから計画を立てて、できる範囲で実行していく事になります。
さらに詳しくは行動療法の行動とはをご覧ください。

認知と行動の相関について

認知行動モデル

認知と行動はどのような関係にあるでしょう?
図で示したように、認知は外界の環境からのインプットを司ることが多いです。つまり、「何が起こった」とか、「あれは嫌な事だ」とか、自分の外側で起こっている出来事を読み取る入口からすでに困り事が起こっている事があります。
そのような時に、起こった出来事と自分の考えはくっついてしまい(Fusion)、事実と考えの区別がなかなかつかなくなるような事もあります。
さらに、起こったできごとのうち「嫌な出来事」を選んで抽出する様になってしまいます。
例えば、今までの人生で良い事も悪い事もあったでしょうが、「思いだせる限りすべて悪事ばかりだった」となっている時、それはネガティブな記憶ばかりを選んで思い出すような考えのクセがついてしまいます。
また行動は外界へのアウトプットを司ることが多いです。誰かとコミュニケーションを持つ時、得策ではない発言や行動によってさらに相手からの返事が違ってきて、ますます混乱する事になります。

自分の考え方(認知)を変える事で、自分の行動が変化する事が解っています。また、行動が変わる事で考え方(認知)も変化する事も解っています。
それらは変えやすい方から、どちらでも変えていけば良いのです。
また実際のところ、認知と行動を厳密に科学的に分ける事はできませんし、その必要もありません。例えば「手を上げよう」と思って「手を挙げた」とき、同じ「挙手」という現象を認知も行動も別々の側面から見ているだけなのです。

各種カウンセリング

CBTセンターでは利用する様々な人のニーズに合わせて、各種サービスを提供しています。
滋賀・福井県内はもちろん、京都、大阪、兵庫、三重、奈良あたりの滋賀近辺の近畿・関西あたりからもお越しいただいています。お気軽にどうぞ。