自傷行為への対応

自傷行為への対応は、大きく分けて二つの方法があります。

一つは、直接的な方法です。
自傷行為そのものを減らすべく、自傷行為に注目しそれらを行いたい衝動やそれらに付随する認知や行動を扱ってゆきます。

もう一つは、間接的な方法です。
自傷行為そのものを扱わず、ストレスマネジメントや対人関係、抑うつ、不安などを扱ってゆきます。

二つの方法は相補的なものであり、両方を併用することもあります。

いずれにせよ、自傷行為と言うものがその人の生活の中でどのような機能を有しているのかという「機能分析」が重要なアセスメントになります。
同じ「リストカット」という行為でも、ある人のそれはただのクセであり、別の人のそれは自殺の手段であり、また違う人にとっては身近な人へのPRである事があります。
とくに後者の場合「自傷行為をしてはいけない」という言葉かけそのものが自傷行為の強化子になりえる点において、直接的な方法を取りづらくしている事があります。

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