子どもの困り事に対する認知行動療法

子供や青年期のうつ病に対する認知療法・認知行動療法は、大人に対するそれと少し違います。
認知療法・認知行動療法では「自分で自分の中に治療的構造を構築する」ことが目標になりますが、 子供の場合その発達に応じてそのようなことがどこまで可能かによって、アプローチが変わります。
つまり大人より比較的、施術者側からイニシアチブをとる事が増えます。

また子供や青年期のうつ病特有の特徴として、「身体化しやすい」、「不安やパニックが多い」、などがあります。
これはおそらく大脳皮質が未完成のこともあり、辺縁系からの投射に十分なフィードバックをしづらいことが一因です。

どちらかと言えば、大人にもましてそれぞれの子供特有のファンタジーやルール、 本人の好きな事、喜ぶことにフィットする形で認知療法・認知行動療法を展開する必要があります。 いかに子供にとって治療が楽しく、面白いものになるか、施術者は創意工夫をする必要があるでしょう。

また本人だけでは認知療法・認知行動療法に必要な情報が十分得られない、必要な介入が完全に行えない事も多いので、両親(家族)、園や学校といった周囲にも十分働きかける必要性があります。

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