マインドフルネスとは,「瞬間瞬間立ち現れてくる体験に対して,今の瞬間に,判断をしないで,意図的に注意を払うことよって実現される気づき」注1)などといわれ,ACT(アクト)や認知行動療法のいくつかのタイプでこのマインドフルネスが活用されています。

よく誤解されるのはマインドフルネスという方法は,なにか新しいリラクセーション法のことではないかというということです。

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投稿者: 三田村仰
2012-09-17 15:56
カテゴリー: テクニック
4月よりCBTセンターのスタッフになります三田村と申します。

私の簡単な経歴は「カウンセラー紹介」の所にありますので,ここでは私が専門とする「アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT ”アクト”と読みます)」について簡単に紹介させていただきます。

ACTとは認知行動療法(CBT)の一つです。ACTでは特に「考えで頭がいっぱいになって,身動きがとれない(もしくは余計なことをしてしまう)」「不安,恐怖,落ち込みなどの感情に苦しめられている」「自分が歩みたい人生と違う人生を自分で歩んでしまっている」といったお困りごとをお持ちの方に対し,幅広くお試しいただくことができます。

ACTをお試しいただくにあたっては,”誰かになんとかしてもらう”のを待つのではなく主体的に参加すること,頭で考えるばかりではなく体験しながらやってみること,面接時間以外の日常生活で実践(エクササイズ)していくことが大切です。

ご関心がお在りの方は,ぜひ一度,CBTセンターまでご相談いただければ幸いです。


参考文献・URL
「ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)をはじめる
セルフヘルプのためのワークブック」スティーブン・C・ヘイズ & スペンサー・スミス (著), 武藤崇・原井宏明・吉岡昌子・岡嶋美代(訳)

ACT Japan
http://www.act-japan-acbs.jp/index.html
投稿者: 三田村仰
2012-03-19 23:02
カテゴリー: 雑談