珍しい事に、地元の心理士さんと話す機会がありました。
図書館の精神医学のコーナーだから、まあ珍しくもないのかもしれませんが・・・
最近はちょくちょく地元の滋賀県の人々との交流も増えてますが、その人とは久々に話したので懐かしかったです。
スクールカウンセラーの話とか、臨床心理士の就職先の話とかをしていて、そういう話題は我関せずで来ていた所もありましたが、ついつい話し込んでしまいました。
スクールカウンセラーは今年も予算3割減、去年も予算3割減みたいな事を聞いて、いやはやそんなぐらぐらした足場から早急に手を引けて良かったのかも知れん・・・と思いました。
しかしスクールカウンセラーという、日本に突如降ってわいた巨大な臨床心理士受け皿産業が、衰退していくという事は、そのまま臨床心理士が衰退していく事になり、必然的に指定校が衰退していく事になるんとちゃうかなあと、思います。
別に指定校に限らず少子化で大学が崩壊していく事は普通に考えてすぐですが。
若くて、熱意があって、気力にあふれた臨床心理士さん達が、しかし就職がないというのは残念な事なのかもしれません。
むしろ勢い余って新しい職域を開発していくぐらいのガッツを見せてくれれば、需要自体はどこにでも転がっているんだし、いいのかなと思いました。
そういう社会性があれば、最初から臨床心理士を目指さないという可能性も無きにしも非ずですが・・・。
それにしても、ある産業の人口で、若者人口の割合が多いとなれば、それはめでたい話だと思う。
若者のボトムアップ的な何かで頑張ってもらえば色々な事が出来るのではないかと思います。
そういえば、CBTセンターは開業しているだけあって、心理士さんの開業相談なんかも受け付けています。
これまできた人はそんなに沢山ではないですが、なんなら確定申告の方法まで指導していて、われながら丁寧だと思う。