2009/07/11: CBTの学習

研修会や勉強会について

最近は認知行動療法の勉強会や研修会が結構忙しい。

滋賀県で月に1回勉強会を行う事から初めて、併せて素晴らしい先生を滋賀県に招いて研修を行うようになったのがはじまり。

そのあと、滋賀の勉強会・研修会にとても熱心に来ていた福井県の人たちに「そんなに大勢で来るぐらいなら、福井で勉強会をすれば?私一人で行く方が、エコだし」とけしかけて、福井の嶺南地域でも月に一回勉強会をするようになった。

そうすると、それに来ていた嶺北地域の人たちが、「こっちでもやって欲しい」ということになり、不定期に嶺北でも勉強会が開催されるようになった。
福井県は3つもCBTの勉強会があり、日本で最も勉強会が盛んな件ではないかと思う(人口あたり)。

そして、ひょんなことから、大阪・神戸で勉強会を作ろうという事になり、そのために研修会を開催することとなり、今回第二回目の研修会を迎える。勉強会も第7回を迎えフランクな感じで好評だ。
やっていて何となく思うのだが大阪・神戸の勉強会は、本当のところ大阪神戸の人たちでやっていってほしいし、できるんだろうと思う。まあ、しばらくの代行で済めばなあと思っています。

滋賀の勉強会・研修会に来ていた三重県の人たちからも依頼があり、三重で研修会が開催され、こんどから年に数回三重で勉強会が行われることになる。

京都は都会だし老舗の勉強会があるので必要性を感じないにせよ、あとは奈良とか和歌山とか岐阜とか微妙な田舎でも研修会や勉強会ができたらいいなと思う。田舎はなかなかCBTをするのに「そんな変な事をして足並みを乱すな」的な引っ張り合いがあるので、自分の地域にCBTをやる人が他にもいるんだよというような、いわばピアカウンセリングとか自助グループ的な役割を兼ねていると思う。

最近では福井の勉強会も、地元の人たちで、それもCBTを今までしていなかった人たちがケースを出してくれるようになって、結構盛り上がってきたと思う。そういう風になるまでに2年ぐらいかかった。
滋賀でも2年目ぐらいになってからいろんな人がケース出すようになったかなあ。

しかし、他人のやったケースに対してコメントしたり、SVしたりするのは、それなりにコツがいる。なかなか上手くいかないので、ついつい力が入ってしまっていると思う。
色々な先生が色々なやり方で、いろいろなケースをやっている分、勉強になるが、それはそれで、ケースの核となる部分は何で、介入の動機は何で、・・・と岡目八目のように客観的に見られて楽しい。
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投稿者: 西川公平
2009-07-11 10:58
カテゴリー: 雑談

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