2011/12/01: 木内 行動療法学会 参加記 その3

3日目の午前中は、いよいよ自分のケーススタディ。そして午後からは、少しだけポスター発表の会場に立ち寄った後、自主シンポジウムを覗いてきました。

ケーススタディの前に、座長の坂井誠先生と打ち合わせを行いました。
坂井先生は、予めメール上でやり取りしてアドバイスを頂いたり、当日の進行について丁寧に決めていただいたりと、細やかな心配りがある先生でした。
認知療法学会の時も、座長が清水先生だったことを考えると、つくづく座長の先生には恵まれています。

会場は結構詰まっていて緊張しましたが、事前の打ち合わせのおかげで、少し安心して進めることが出来ました。ただし、やっぱり途中で喉がかすれる感じになり、水を用意しておいて助かりました。発声の仕方に問題があるのかな…今後の課題です。
しかし、あれほど質疑応答がなかったとは。CBTセンターの西川先生、別司先生が手を挙げてくれ、坂井先生も質問してくれたので救われた感がありましたが。聴衆者が質問しやすいようなプレゼンをすることも、今後の課題と言えるのかもしれません。

何とか発表を終えた後は、西川先生、別司先生、坂井先生と、美味しいイタリアンランチを食べに行きました。ひと仕事(?)終えた後の食事は、ほんと格別です。。

その後はポスター会場に足を運び、別司さんのポスター発表「地方勉強会における認知行動療法普及の試み Part4〜福井県からの報告」を見てきました。実施者(別司先生)が勉強会を実施するに当たり、出てきた自動思考をアセスメントシート化したものなんかが取り込んであって、なるほどなぁと思わさせられました。

その後、途中入場で自主企画シンポジウムの「CBTでカウンセラーが開業するとはどういうことか?-経営の実際」を見に行きました。
それぞれ生き生きとしたビジョンを持っていて、楽しんで仕事をしているんだろうなという雰囲気が伝わってきて、素直にステキだなと感じました。伊藤絵美先生の鋭い指摘や、ラジオのDJ風の西川先生の司会も会場を盛り上げていて、参加していて楽しかったです。


初めての行動療法学会への参加でしたが、充実した3日間を過ごすことが出来て満足です。
発表も不安でしたが、感想は認知療法学会のときと同じで「やってみて良かった」ということに尽きます。人前で話すという状況下で、自分自身がエクスポージャーを繰り返していく中で、不安や緊張が徐々に下がっていることを実感しています。
発表を許可してくれたクライアントさんに感謝すると共に、西川先生を初めとした周りの人が、背中を押してくれたりフォローしてくれたりすることに、ただただ感謝するばかりです。
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投稿者: 木内彩乃
2011-12-01 22:30

Comments

べっし on 2011/12/02 2011-12-02 13:02

人前で話す、しかも学会で話すと、一生懸命まとめようとする分、分かることがたくさんあるますよね。先生方からのコメントももらえるし。不安や緊張の筋トレも、成果を実感できているようでなにより。私は安全確保行動してしまうので、筋トレできませんが。。
利用者さんに還元できる体験をもらいに、また行きましょうね。
しかし、清水先生や坂井先生やと、お優しい先生にうまくあたるもんですね。
※私に、先生は不要です。

きうち on 2011/12/02 2011-12-02 20:14

別司さん、コメントありがとうございます。
学会発表を通して学ぶことって、本当に多いですね。ポスター作成、大変そうでしたがお疲れ様でした。
少し落ち着いたら、また福井の勉強会でも発表させてくださいね。

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