2007/06/14: 第一回滋賀CBT研修会

第一回滋賀CBT研修会の感想

初めての滋賀CBT研修会が無事に開催され、盛況のうちに終わりました。
是非にという事でお願いした井上和臣先生はさすがというか、正当かつ柔軟な認知療法についての概念から用法まで、非常にわかりやすく説明してくださいました。
私が理想としている臨床の1つの形が、まさに井上先生のおっしゃる研修内容に盛り込まれていると思います。
特に多職種からなる参加者にとっても、「型にはまったCBTをする必要は無く、自分達の持ち味に付け足す形で入れていく事が最も望ましい」との話に、現実味を感じたのでは無いかと思います。
なかなかそれぞれの臨床現場やポジションやその他によって、「1時間の1対1の心理面接」といった、いわゆる教科書どおりのCBTを行うことはむずかしい。おそらくそうじゃない場面の方が多いはずだ。そういった時間の枠組みではない働き方をしている子メディカルの方々は「私らは心理でもないし、カウンセリングの時間が取れない」と引いてしまう。
それらのことに応えていくにせよ、認知行動療法はとても柔軟な技法であることが学べたのではないでしょうか?

参加者は兵庫、大阪、京都、奈良、滋賀、三重、岐阜、福井、愛知、東京など、様々な地方から来ていただいた。
特に地方の参加者に来ていただいた事は嬉しい事で、田舎というのはあまり勉強会が無いので、今後ともぜひ広報していきたい。
ちなみに滋賀県は20%。多いというべきか、少ないというべきか・・・。
参加された方で、感想をお持ちの方には、コメントいただけるとありがたいです。

あと、最後になりましたが、スタッフとして手伝って頂いた数人の方、ありがとうございました。
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投稿者: 西川公平
2007-06-14 15:22

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